アーユルヴェーダは私にとって「生き方」そのものを教えてくれるもので、とってもスペシャルな存在です。

 

アーユルヴェーダと出会うまで

 

10代から激しい生理痛に苦しんでいた私は、30代後半から痛み止めを飲んで痛みをやり過ごす方法に限界を感じていました。年々痛み止めの量が増えていくことに不安を感じ、誰かこの痛みを治して・・・とすがる思いで、婦人科をいくつもめぐったりもしましたが、痛み止め以外の方法は見つかりませんでした。その結果、時間はかかりましたが、これは自分で何とかするしかないんだと思えるようになりました。そして今から7年ほど前に「アーユルヴェーダ」に出会うことができました。

 

アーユルヴェーダに出会うまでの私は、病気や不調はお医者さんが治してくれるものだと思い込んでいて、自分事ではなかったのです。そのような考え方が、痛みをさらに増幅させていたということに気づいていませんでした。また、日々の過ごし方や考え方すべてが自分の体調に大きく関係していることもわかっていませんでした。人間は機械ではないので、不調な部分を取り換えて「はい！治りました！」ってわけにはいかないことは、ある意味頭ではわかっていたのでしょうが、行動は全く伴っていませんでした。

 

そんな私がとことんまで痛くてどうしようもなくなって、誰も助けてくれなくて・・・という状況になって、やっと気づけたと言っていいと思います。自分事として「痛み」受け入れたとき、言い換えれば覚悟したとき、不思議とその後に来た生理はとても軽いものでした。これは私個人の体験なので、全ての人に当てはまるとは思いませんが、ある意味吹っ切れるということは人生において大切なことなのかもしれません。少なくとも痛みから逃げまくっていた私にとってはとても大事な出来事でした。

 

そこから、自分の体調、健康を自分事としてとらえるようになり、その指針となるのが「アーユルヴェーダ」となっていったのです。最初は、健康のために学び始めたアーユルヴェーダでしたが、学べば学ぶほど、人間関係や生き方、地球環境までアーユルヴェーダという視点で観ることができ、いろいろなことの指針とすることができることがわかってきました。

 

アーユルヴェーダって何？

 

アーユルヴェーダは生命の科学と訳され、紀元前から存在していたことを証明する文献も残っているほど古い科学であり医学です。何千年もの時間という洗礼をうけて、今なお現役の科学として残っています。現代科学では数十年もたてば、正しいと言われていたことがそうではなかったと覆されることもありますが、そのような洗礼は数千年の単位で乗り越えてきた科学ですあり、指針にするにはとても安定感のある科学といえます。

 

ただし、現存している文献は、非常に古い言語（サンスクリット）で書かれていて、現代の私たちが読み解くには難しい面もあるため、まだまだ理解されていない部分がたくさんあります。そのため、なかなか一般に広まっていないところが残念なところでもあります。

 

アーユルヴェーダ商品への想い

 

このような奥深い叡智をもつ本物のアーユルヴェーダを少しでも多くの方々へお伝えしたいという想いで、セラピストをしながら、アーユルヴェーダの商品も販売しています。ここで取り扱っている商品は、前職で研究開発、商品開発の職だった私自身が、その経験を活かしてインドのメーカーに直接視察へ行って仕入れを決めてきた「こだわりのもの」ばかりです。

 

特にハーバルオイルは紀元前から受け継がれている現役のレシピが現存しています。多くの人々に使われて生き残ったレシピほど安心感のあるものはないです。実はここに私の「こだわり」があります。叡智が結集しているレシピを最大限大切にして、できるだけ私の手を加えないで皆さまにお届けすることなのです。ぜひ、本物のアーユルヴェーダのハーバルオイルをご体験ください。