「舌磨き」と「オイルうがい」を習慣化して全身ケア
「舌磨き」は、舌苔をタングスクレーパーでおそうじすることです。
「オイルうがい」は、上を向いてガラガラとうがいするものではなく、オイルを口の中に含んで右に左にとクチュクチュと動かす方法のことで、アーユルヴェーダでは「ガンドゥーシャ」と言われています。
舌苔(ぜったい)とは?
舌苔は、舌の表面に白く付着していてるもので、細菌や古くなった粘膜、食べ物のカスなどの汚れです。舌苔がうっすら付着している程度なら問題ありませんが、分厚く付着している場合は、口臭の原因になったり、味覚がハッキリしなくなるなど影響が出てきます。さらに、最近は口腔内の環境は、全身に影響を与えることが知られてきて、細菌のかたまりである舌苔のおそうじは、歯磨き以上に大切であることが言われ始めています。
「舌磨き」と「オイルうがい」は朝一番に。
アーユルヴェーダでは、古くから「舌磨き」と「オイルうがい」は、朝一番にやった方がいいコトとして知られています。これは、ついで時間に簡単にできて、続けやすいのでぜひ多くの人に取り組んでいただきたい朝の習慣です。
朝一番の習慣
1. 朝起きてすぐ、タングスクレーパーで舌苔をとる
2. 口をすすぐ、もしくは、歯を磨く
3. オイルを口にふくみクチュクチュする(5分程度~)
1番目にかかる時間は30秒いらないでしょう。2番目は、口をすすぐだけならこれも30秒かからないでしょう。3番目は、何かやりながらできることなので、オイルを口の中に入れる時間だけで、ほかに余計な時間はかかりません。私は、毎朝掃除機をかけるときに口にオイルをふくんでやっています。結果、5~10分程度は口にふくんでいることになります。そのまま、朝食の準備にとりかかり、30分以上やっているときもあります。つまり、今の朝の行動を変えずに、すぐに取り入れることができる健康法なのです。
オイルを含んでいると唾液が出てきて、最初に入れたオイルの量よりも増えてきて、口の中がオイルと唾液でいっぱいになってきます。上手く唾液が出せれば、オイルを吐き出した後オイルっぽさがなく、すっきりと終わることができます。もし、すっきりと終われない場合は、唾液の分泌が足りないのかもしれません。そのような場合こそ、オイルうがいを続けて唾液を出せるようにするといいです。
舌苔はなぜ増える?
舌苔が増える原因として、唾液がしっかり出ていない、口の中が乾燥しているなどが言われています。アーユルヴェーダでは、食べた物をしっかりと消化できていないとき、消化不良が続くいているとき、舌苔が増えるといいます。唾液がしっかりと出せていないと、食べた物をしっかりと消化することができません。舌苔の問題は、唾液だけの問題ではなく、胃~小腸~大腸と続く消化にも影響を与えます。消化の始まりは口の中です。食べ物をしっかりと噛んで、唾液としっかりと混ぜることから始まります。それによって、胃や小腸の消化の準備も整うのです。もし最近、消化不良を感じていることがあるのであれば、唾液不足や咀嚼不足を疑ってみるのもいいかもしれませんね。
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