アーユルヴェーダオイルは体質別に選ぶのが重要!選び方のコツを紹介
アーユルヴェーダは、古代から続くインドの伝統的な医学であり、個々の体質を理解し、自然と調和して健康を維持することを目的としています。今回は、アーユルヴェーダの基本である「ドーシャ」に合わせたオイルの選び方と、それぞれのオイルが持つ特性や効果を詳しく解説します。
この記事を読むための時間:3分
アーユルヴェーダの体質別にオイルを選ぶ理由
アーユルヴェーダでは「ドーシャ」という三つの要素(ヴァータ、ピッタ、カパ)が健康を左右すると考えられています。これらのバランスが健康状態や体質を決めるため、個々のバランスに応じて適切なオイルを選ぶことが重要なのです。
アーユルヴェーダで使用するオイル
アーユルヴェーダで使用する代表的なオイルには、以下のようなものがあります。
タイラ(植物油)
タイラは、ハーブの有効成分をオイルが吸収し、治療効果を高める役割がある人気のオイルです。セサミオイルは特にヴァータの調整に効果的で、ココナッツオイルはピッタに、オリーブオイルはカパの管理に適しています。
グリタ(ギー)
グリタは消化力を強化し、栄養の吸収を助けるだけでなく、免疫系を強化する効果も期待できます。特にアーユルヴェーダの浄化プロセスであるパンチャカルマにおいて重要な役割を果たすオイルとされています。
ヴァサー(肉脂)
ヴァサーは特に体が弱っている時におすすめで、冷え性や風邪の予防にも効果的です。エネルギー源としてすぐに使われるため、体力回復にも役立ちます。
マッジャ(骨髄脂)
マッジャは非常に高い滋養力を持ち、特に骨や関節の健康を支えるのに役立ちます。美容面では、肌の潤いを保ち、老化防止効果も期待できるオイルです。
アーユルヴェーダの体質別おすすめオイル
オイルは、アーユルヴェーダの体質別に選ぶのが重要です。ここでは、ヴァータ・ピッタ・カパという3つの体質についての特徴と、おすすめのオイルをご紹介します。
ヴァータ
ヴァータ体質は、風と空の元素から構成されており、軽さ・乾燥・冷たさ・動き・変動性が主な特性です。この体質の人は創造的で活動的な思考が特徴で、エネルギーが不規則で、疲れやすさを感じやすい傾向があります。また、冷えや乾燥に対して敏感で、不安やストレスを感じやすいです。
そんなヴァータ体質には、体を内側から温めて保湿する効果や、神経系を安定させてリラックス効果をもたらす、ゴマ油やアボカド油がおすすめとなります。
ピッタ
ピッタ体質は火と水の元素によって構成されており、熱・鋭い・酸っぱい・軽いといった特性を持ちます。この体質の人は強い意志を持ち、情熱的で競争心が強いですが、過熱しやすく感情のアップダウンが激しいことがあります。また、体温が高めで、炎症を起こしやすい傾向があるでしょう。
そんなピッタ体質には、冷却効果で過剰な熱を和らげリラックス効果をもたらす、ココナッツオイルやサンフラワーオイルがおすすめとなります。
カパ
カパ体質は水と地の元素で構成されており、重さ・冷たさ・柔らかさ・遅さ・安定性が特徴です。この体質の人は落ち着きがあり、慎重で忍耐強い面がある一方、運動不足や肥満になりやすく、体内の水分と冷えが不調の問題となることがあります。また気分が沈みやすく、活動的な状態が続かないこともあるでしょう。
そんなカパ体質には、滞ったエネルギーを動かして体を温めてくれるホホバオイルやアーモンドオイルがおすすめとなります。
アーユルヴェーダオイルは体質に合わせて選ぼう
オイルの効果を得て、心身を整えるには自分のドーシャ(体質)を理解し、それに合ったオイルを選ぶことが重要です。詳しく体質を分析したい場合は、アーユルヴェーダオイルを扱うスパで、専門家に相談するのもひとつの方法になります。自分に合ったオイルを選び、日常生活に取り入れることで、健やかな日々を過ごしましょう。
アーユルヴェーダのハーバルオイル専門店|アーカーシャ
クンクマディタイラム、ヴァータオイル、ピッタオイルなどのスキンケア用品を始め、
オーラルケアやヘアケアまで、天然ハーブを用いて作られた本格的なマッサージオイルを
多数取り揃えております。正式輸入された、化粧品登録済みのハーバルオイルですので、
個人のお客様はもちろん、サロンなどのまとめてのご注文にもおすすめです。
屋号 | アーカーシャ |
---|---|
住所 |
〒655-0049 神戸市垂水区狩口台2-19 |
営業時間 |
10:00~18:00 定休日 : 土日祝 |
代表者名 | 中村 美由紀(ナカムラ ミユキ) |
info@ayurakasah.com |