アーユルヴェーダとは?目的や歴史などの基本情報を初心者向けに解説
近年よく耳にする「アーユルヴェーダ」という言葉。聞いたことがあったり、簡単な診断やマッサージを受けたりしたことはあるけれど、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、アーユルヴェーダについて初心者向けに徹底解説します。体質診断の行い方や、アーユルヴェーダの概念の1つである「ドーシャ」についてもご紹介するので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
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アーユルヴェーダとは
アーユルヴェーダは、古代インド(南アジア地域)で生まれた世界最古と言われている医学で「人間のための医学」とも呼ばれています。病気になってからの治療がメインではない点が特徴です。病気にかかりにくいバランスの取れた身体作りや、健康維持に重きを置いた「予防医学」に焦点が当てられています。食べ物や運動、季節に合わせた1日の過ごし方、人間関係など、人間が生きるうえで大切なことを学べる哲学のようなものでもあります。
アーユルヴェーダの目的
アーユルヴェーダは、個人の生き方そのものを見つめ直し、健康状態を保った上で「より良く生きる」ことを目的としています。アーユルヴェーダにおける「健康」の意味とは、エネルギーバランスが取れており、食欲や排泄、組織の機能が正常で、全てが至福で満たされていることを指します。
アーユルヴェーダの歴史
日本におけるアーユルヴェーダは「美や健康に敏感な人を中心に注目されている学問」というイメージがあり、トレンド性を感じることすらあります。しかしインドにおいては5000年以上前から暮らしの一部として根付いている考えです。
医療として役立ってきたのはもちろんのこと、長い年月をかけて人間の身体や精神についての研究を行い、心身ともに健やかに生きるためのヒントを導き出してきました。現代では、西洋医学の代わりを果たす手段として、世界保健機構WHOからの認定を受けるまでになっており、世界中から注目を浴びています。
ドーシャとは
アーユルヴェーダにおいて「ドーシャ」と呼ばれる概念はとても大切です。アーユルヴェーダでは、人間の持つ生命エネルギーを「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3種類に分類します。人の体質は、これらの生命エネルギーバランスによって決まると考えられており、診断によって自分のタイプを知ることができます。
生まれ持った体質は変わりませんが、ライフスタイルや心の調子、住んでいる環境などの条件により、エネルギーバランスの割合が変化することがあります。健康でいるためには、ドーシャのバランスを上手く取ることが大切です。一方でドーシャのバランスが崩れると病気になります。
定期的にドーシャをチェックすることで、その時々の身体のバランスを確認できて、どのような対処が必要かを知ることができるでしょう。
アーユルヴェーダ体質診断の行い方
私たちは、3種類すべてのドーシャを持っており、どの体質に傾いているか判断することができます。アーユルヴェーダの体質を決定するためには、質問に答えて最終的にスコアを計算することで、自分の持つ生命エネルギータイプを知ることができるというものです。質問の内容は、骨格や体型についてや内面的なことについてなど、多岐にわたります。元々の体質を知ることもできますが、そのときの身体の状態も反映されます。
アーユルヴェーダを知って、身体のバランスを整えよう
本記事では、アーユルヴェーダについて徹底解説しました。私たちが健康を保ちながら幸せに生きていくためには、「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギーのバランスを整えることが大切です。そのためにも自分の体質を知り、バランスが崩れたときの対処法も理解しておきましょう。アーユルヴェーダに興味のある方は、ぜひ自分のドーシャについて調べてみてください。
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