ハーブには、種類によって様々な効能があり、古くから人間の健康をサポートしてきました。心身の緊張をほぐしたいときなどにハーブは高い効果を発揮します。そこで本記事では、リラックス効果が期待できるハーブの種類について解説します。薬などに頼らず自然な形でリラックスしたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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リラックス効果のあるハーブ

ここでは、リラックス効果が高いことで知られているハーブをご紹介します。

カモミール

カモミールはキク科シカギク属に分類されるハーブで、高いリラックス効果があることで知られています。カモミールの中でも人気の高いジャーマンカモミールは、青りんごのような爽やかで甘い香りを持ち、嗅いだ人の心を落ち着かせてくれるでしょう。カモミールティーを飲むことでストレスが軽減され、自律神経を整える効果も認められています。

ラベンダー

ラベンダーは、高いリラックス効果や睡眠の質を高めるのに役立つことで知られています。ラベンダーの穏やかな香りは、副交感神経を優位にする作用があり、興奮状態にある心身を鎮めます。α波も出やすくなるため、リラックスしたいタイミングでラベンダーの香りを嗅げば、しっかりと身体を休ませることができるでしょう。

レモンバーム

レモンバームは、レモンのような香りの良さが特徴のハーブで、メリッサとも呼ばれます。レモンバームには、自律神経を整える効果があります。また抗うつ作用も認められているため、気分が落ち込みがちなときにもおすすめです。アロマオイルやお茶の原料として、広く活躍しています。

リンデン

リンデンは、シナノキ属の植物の総称です。6月ごろに咲く白い花からは甘い匂いが漂い、ストレスや不安を和らげる効果が期待できます。

またフランスでは、子供が癇癪を起こしたときに、リンデンを使ったハーブティーを飲ませる風習が残っており、リラックス効果が期待されていることが分かります。甘い花の香りがするため、大変飲みやすい味わいです。

イランイラン

イランイランは心をリラックスさせます。しかし精神を高揚させて喜びの感情をもたらす効果もあり、鎮静と興奮のバランスを取ることが可能です。また神経系を鎮める効果があるため血圧を下げることも分かっています。主に香りを楽しむアロマとして、人気の香りです。

ハーブの使い方

ハーブの使い方は、種類や求める効果によって様々です。アロマオイルやハーブティーの原料として楽しむと、効果的にそのハーブが持つ作用を感じることができます。また、ガーデニングで見た目や香りを楽しむこともできますし、料理のアクセントや手作り石鹸、入浴剤の材料としても活躍するので、自分に合った使用法を見つけてみてください。

ハーブを選ぶ際のポイント

ハーブ初心者の方は、まずはドライタイプのものから始めてみてください。食用のものとクラフト用のものに分類されているため、用途に合わせて選びましょう。

またハーブを選ぶ際、安いからという理由のみで購入してしまっては、質の悪いハーブや劣化したハーブを買わされるケースもあります。オンライン・実店舗は問いませんが、信頼できるところで購入してください。また一度にたくさんの量を購入すると使いきれずに、劣化してしまうことがあります。ハーブティーとして楽しむ場合は、少量のハーブをを少しずつ買い足してフレッシュな味わいを楽しみましょう。

ハーブを使用する際の注意点

基礎疾患がある方や、服用している薬がある方は、ハーブによる副作用が出現することがあります。病気に悪影響を及ぼすリスクもあるため、心配な方は事前に医師に確認しておきましょう。

ハーブを日常に取り入れて、上手にリラックスしよう！

本記事では、リラックス効果が期待できるハーブの種類について解説しました。日常に取り入れることで、自然な形でリラックス効果を得ることができます。ハーブの種類や使い方は様々なので、ぜひ本記事の内容を参考にしていただき、自分に合った方法を見つけてみてください。